2017年01月14日

センター試験1日目 英語と国語の考察

今年もセンター試験が行われました。毎年生徒のことを思いながら、あーこれ大丈夫かな…うーんこれはあの子は答えられたかな…とかいろいろ心配しながら解いています。杞憂であればいいなと思っておりますが、



今年のセンター試験についての私的な分析をしておきたいと思います。あくまで私的なことですので間違い等はご容赦ください。



国語

昨年よりは難しくなりました。ただ昨年、一昨年の現代文が読みやすかっただけで過去を見る限りでは平均よりは少し簡単かなと思いました。ただ受験生の皆さんは昨年を参考にしたマーク模試や過去問を解いていますので難しく感じたと考えられます。



現代文の評論が過去2年に比べれば読みにくい内容でした。選択がしにくいものもあり昨年イメージで解いた場合は難しかったと思います。

小説は20世紀前半の文章で最近のはやりでこの時代の文章が使われ続けています。この時代の文章に読み慣れていないかたが多いと思いますので、大正や昭和初期の作家の小説を読むことをお勧めします。



古典はやはり近代古典がでました。内容自体は拾いやすかったと思いますがセンターでは今まで解いたことのない文献がでるといった思いで勉強していくことが大切です。



漢文は新井白石の日本漢文がでました。もしかしたら日本の漢文が出てくる機会が増えるかもしれません。



英語



英語は例年に比べると文法が解きやすかったと思いますが、その反面第5問が物語で『夢の中で猫になって反省したこと』がでました。特に通常のIとイタリックのIで夢の中の自分なのかを見分けられないといけませんでした。文章を読むことが苦手な人にはつらいセンターだったかもしれません。



難易度は文法易 第5問難化 他がわかりやすいネタが多かったこともあり昨年並みかと思います。

posted by 森田塾 塾長 at 23:03| 教育指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月18日

今年のセンター試験についての考察

ご無沙汰しております。
今年のセンター試験に関しての問題の考察を書いていきます。

英語…予想通り問題出題パターンを1問だけ変えてきました。今回は第5問でした。第5問も純粋に長文を読む形となったので、難易度的には変わりませんが硬い文章を読むのが苦手な受験生は少し面食らったのではないかと思います。(ちなみに英文のスペースのとり方があまり統一されていませんでした。しっかり作ってほしいものです)

数TA…新過程二年目、昨年がやりやすい問題でしたので今年は難しくするだろうという予想のとおりでした。データの後半の摂氏と華氏の問題は難しい。整数も進法が出て、苦手な人は多かったのではないかと思う。選択問題は難易度的に確率<整数<図形のように感じました。

数UB…昨年が難しすぎたUB、今年は普通の難易度に戻ると思いきや、三角関数が解きにくく、数列も群数列が出ました。この群数列は誘導が難しく、このレベルの群数列は最近問題集などでも難易度が高くなり取り扱わなくなったものも多くあります。全体的はやはり難しかったと感じさせるものでした。

国語…昨年は例年にくらべ、読みやすいけど文章量が多くというセンターでした。今年はそこから評論の文章量を減らして、古典も読みやすい古今著聞集を選んできました。かなり易化しました。

物理…新過程2年目、珍しくグラフや図の問題が出題されませんでした。ただレベル的には昨年と変わらずといった感じです。

化学…やや難化 全体で問われている内容が難しく、新しいタイプの問題が多く出ました。特に無機、有機で見慣れないタイプの問題が出題され、苦戦する問題多くあるように見受けられます。

日本史…例年より少しやさしめ 解きやすい問題も多く、例年よりさらにときやすく感じました。


全体的に数学、化学が難しく、国語がやさしめという受験生の得意不得意によりはっきり分かれるセンター試験に感じました。あとは例年に比べ問題の質というかセンター試験のえげつない作問が減ったように感じました。
posted by 森田塾 塾長 at 09:07| 教育指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

お久しぶりでございます。

実はパソコンが壊れてしまい、マザーボードなどすべてを入れ替えていろいろ時間がかかり更新が遅れてしまいました。

最近は受験生がラストスパートをかけ始めています。多く悩みを抱える時期ではありますがアドバイスをしながら、一日一日をしっかり後悔させないようにと思って指導しています。


よくその中で話をするのが、横浜Fマリノスの中村俊輔選手の話をします。まだ中村選手が海外に渡って1年か2年たったときにある雑誌のインタビューで言っていた言葉がすごくいいなとおもってよく話をしています。

中村選手は海外でプレイしているときに『あのときああしておけばよかったなとは思うけど後悔はしていない』といっていた言葉がすごい心にきました。


その言葉とは『今はこういうレベルになったから昔のプレイを思い出すと確かにこうしていればよかったと思うけれどもあの時の自分の力の最善を出せたから後悔はしていない』といった内容でした。

私たち塾の講師などもやはり、中高時代を思いながらアドバイスをするときもあり、今の状態で思うことがあってアドバイスすることもあります。社会に出てからなどの話は中学生、高校生にはまだピンとこないこともあるということを思いながらアドバイスをするときもあります。


生徒たちの短い時間ですが、多感な時期を共有でき、ありがたいと思うとともに、よりよいアドバイスをしていければいいなと常々思いながら行動しています。
posted by 森田塾 塾長 at 12:14| 教育指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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